2024年の終わりに
今年も 終わりますね
年のせいなのか、何なのか?
年々、一年が早くなっています
そんな 2024年の終わりに
皆さんに 打ち明ける事がございます
散々迷いましたが、告白いたします
実は長倉
五十代にして、はじめて
「お洒落」に
目覚めてしまったのです
・・・・
なに言っとんじゃー!(笑)
って感じですよね
わかります!
正直、本人が驚いているのですから、無理もありません
でも本当なのですから、仕方ありません
切っ掛けは、五十代になって、生活習慣を改めよう となって
その延長線上に、お洒落の面白さに目覚めた
説明に なってませんよね (笑)
とにかく この一年は
YouTubeをひらけば、「中年男性 向けのファッション チャンネル」 ばかりを視聴し
プチプラ限定ですが、しょっちゅう お店に通っては、あれこれ試し
何なら 単身遠出までして
先日の「 田中一村展 」観賞の際も、初めて行きましたよ
ZARA (笑)
あ!、何より 全身鏡というのを、初めて買いました(笑)
今年は特に、そんな一年だったのですが
お伝えしたいのは、そこではなくて
(違うんかい!)
お洒落というのを 学んでいく中で
焼き物と共通するものが、幾つかある事に 気づいたんです
例えばクローゼットの中
着ない服で、いっぱいでは ありませんか?
僕はそうなりました
事前にリサーチして、お店で実物を確認して、試着までして、 それで気に入って購入したはずなのに
なぜか 着ない服というのがある
あるいは 下駄箱の中が、 履く事のない靴で埋まってしまう
これって、器にも 同じ事が言えるのでは ないでしょうか?
使う事のない器で、食器棚がいっぱいになる
よほどの 整理整頓マスターでも ないかぎり
あるある だと思います
考えてみれば、服も食器も 生活必需品なのですから
当然といえば、当然なのですが
わりと共通するところが あるな、と
洋服でいっぱいになった 我が家の現状を見て、思ったんですね
( プチプラ ばかりですが ・笑)
という事は、お洒落という角度から
「日常食器」というものを、いま一度 読み解く事も 可能では?
そう 思い至った一年だったのです
僕は 器の作り手ですから
ややもすると、作る側からの目線になりがちです
ですが、純粋なユーザーである、
「お洒落」というフィルターを通す事で
今以上、使い手さんの目線に近づけるのでは ないか?
来年は、そんな 新しい角度からの目線を意識しつつ
より、“使い手さんに寄り添う” 器作りが 出来たら いいなと
2024年の結びに、皆さんに 打ち明けた次第です
「 本年無事 千秋楽 」
今年一年、本当にありがとうございました
新しい年が 皆様にとって 、より良い年でありますよう
心より お祈りいたします
飛騨照見窯・長倉けん
(追伸)
因みに、長倉が 本当にお洒落になったのか?
展示会で チェックしてみてください
それまで酷かった服装が、多少マシにはなれたかな?
程度には 思っています(笑)
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