「 BLACK & WHITE 」 シリーズ
BLACK & WHITE は、初めから白黒対で登場した訳ではありませんでした
元々、白い器を作りたくて
朝鮮半島に、かつて「李朝」と呼ばれる焼き物があって
その、なんとも言えない素朴な味わいが魅力的で
それに倣った白い器を作り出したのが
そもそもの始まりでした
実家でもある窯元に籍を置き、仕事として父の作風の器を作りながら
その合間にコツコツと実験を重ね作り出したのが「 白の器 」
白の器こそ、料理が最も映えると思っていたからです
やがて、その対極にある「黒い器」を作りたいと思うようになりました
黒の器は、白の器とはまた違った魅力があります
白の器には出せない、料理の映え方があります
こうして完成したのが 「 黒の器 」
この二つが対になるまでには、随分と長い年月がかかりました
一切の装飾を廃した、照見窯の原点ともいうべき「白」と
その「白」をより生かす為に、新しく生まれ出た、対局たる「黒」
飛騨照見窯の “原点にして新境地 ”
それが「 BLACK & WHITE 」なのです
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