「 桜 シリーズ 」
※このシリーズは、現在 生産終了状態です
「 カラフル 」。「 瑠璃 」。「 BLACK & WHITE 」。そして「 グレイ 」、、、
飛騨照見窯のラインナップは様々ですが
これらは皆、元を辿れば同じ粘土から生まれたもの
いわば兄弟みたいなものですね
その中にあって、この桜シリーズ だけが唯一、別の粘土から生まれたものなのです
そもそも、この桜色は釉薬の色ではありません
ざっくり言えば ” 粘土そのものの色 ” なのです
焼き物の粘土は、それこそ千差万別
粘土の数だけ、個性があります
個性の違いは、焼き上がりの違いに繋がります
冒頭、お書きした各シリーズは、同じ粘土を元にして、如何に器の世界を展開できるか?
という考えの元、作陶してきましたが
この桜シリーズは、如何に粘土そのものの個性を生かせるか?
という考えの元、試行錯誤して来たように思います
その道のりは紆余曲折。回り道の連続でした
そのお話はまた、別の機会に譲るとして
こうして生まれた桜シリーズ
飛騨照見窯のメインの器達とは、窯の焚き方が少々異なる為
滅多に作る事がありません
それだけに、もし、どこかでご覧になるような事がありましたら
粘土そのものが醸し出す桜の景色を
ご堪能頂けたら幸いです
準備中です