【 アウトレット・出展リスト 第二弾 (長文) 】

※この展示会は終了しました
          「万能前夜の、万能鉢」
先日、アウトレット出展予定の、「三角過ぎた、三角マグカップ」のご紹介をしましたが
今回は、そのシリーズ 第二弾です
「万能鉢」
知ってるよ、という方も
いらっしゃるかも 知れません
前回も ちらっと、その商品名が出ましたが
長倉の作る器の中でも、これは強いなあ、という器のひとつです
これも、元々は 主婦の オーダーから生まれたもので
長倉が常々言っている、良い器 (日常食器) とは?
の、最も明快な アンサーのような器でもあります
その辺の 詳しいところは、また別の機会に譲るとして
今回はアウトレットについて、お話ししますね
本来、この器の名前は「丸文鉢」
ご覧の通り、丸い文様が  配 (あしら)ってある からなのですが  (異なるバージョンも有り)
それが、いつしか 自然に「万能鉢」という呼び名に変わって…
冷静にみれば、どこか ヘンテコな名前なのですが
でも、そう言わざるを得ない程
食卓で 台所で
万能性を 発揮してくれる器なのです
実際 僕も、これを二つ、普段使いに しているのですが
後は「ご飯茶碗」と、「湯飲み」と、ちょっとした「取り皿 」があれば
他に器はいらないな、
それ位 とても重宝しています
先ほど、主婦のオーダーから生まれた、と お書きしましたが
未だ台所という、「食」の最前線に立つ事の多い女性にとって
こんな器があったら良いな、を具現化すると
こんなにも、使いやすい器が生まれるのか
そんな御手本のような器なのです
では 何故、そんな便利な器をアウトレットに出すのか?
試作段階の、まだ手探りだった頃のものだからです
主婦からオーダーを頂いた頃に作った、いわばプロトタイプ なんですね
だから一部、未熟なところも ある
料理を盛る面のアールの詰めが、やや甘かったり
丸い文様の配列が、まだ掴みきれてなかったり
中には、少し重めの物もある
それって、万能か?(笑)
そんな声が聞こえてきそうな
今ひとつ なところが散見される
それ故、世に出す事も躊躇われ
さりとて、それ以外の手段も思い浮かばずの
宙ぶらりんの状態が、続いていたんですね
まあ、正直 これだって
言われなければ、そんなもんかな?
程度のレベルだとは思います
というか、“普通に使いやすい” まである (笑)
だから、作り手の つまらない、ただの拘りなのかも知れません
知れませんが
これはこれで、こういう経緯の器として、ちゃんと世に出してあげたい
その上で、ご縁のある方に、納得して使って頂きたい
その最適解が
アウトレットだったんです
「 万能前夜の、万能鉢 」
かつて「丸文鉢」として生まれ
後に「万能鉢」に至る、その夜明け前のような器達
色々書きましたが、可愛い器達です
よろしければ この機会に
一目会って頂けたら、幸いです
※ 定価税込み 3,630円のところ、アウトレット価格でご提供します
(二人展の詳細は、下記  又は画像DMをご覧ください)
               ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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       【   二人展、 書  祥韻・陶  長倉けん  】
 ◎ 飛騨高山で 日常普段使いの器作りを追及する「飛騨照見窯・長倉けん」
◎ 書いて表現する楽しさ、書の魅力を世界に拡げる「書家・祥韻」
初の二人展です
※「書家・祥韻」さんは、自作の書をモチーフにしたグッズ販売と。7日(日)には、大筆体験を 予定しております
○会期、4月 5日(金)~7日(日)
○時間 、 3日間とも開催時間が異なるので、お気をつけください↓
             5日(金)、13時~19時
             6日(土)、10時~19時
             7日(日)、10時~12時
※ 7日(日)、11時~14時は 祥韻さんの 大筆体験イベント あり
○場所 、 ギャラリー203
墨田区錦糸 4-3-6 宮本マンション
錦糸町駅から徒歩四分
Googleマップはこちら↓
※  会期中、作家在廊 予定
※ お支払いは現金 他、各種キャッシュレスがございます、
詳しくは、お問い合わせください
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                                (次回予告)
※今年の6月の28日、29日、
同じく祥韻さんとの二人展を、東京は表参道で開催予定
その際、長倉は 通常の日常食器を 出展予定です